映画ファン集合! 自分が見て感動したり、人生観を変えたような映画について語り合いたいと思います。 また、DVDのコレクション紹介とかーーーー。

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ありきたりな日常生活を侵食する、魅惑のミラクル・

ワールド


チャーリーとチョコレート工場

製作年度: 2005年 噂の極秘チョコレート工場が、ついに世界に公開される。
監督: ティム・バートン 製作総指揮: パトリック・マコーミック/フェリシティー・ダール/マイケル・シーゲル/グレイアム・バーグ/ブルース・バーマン 製作:リチャード・D・ザナック/ブラッド・グレイ 脚本: ジョン・オーガスト 原作: ロアルド・ダール 音楽: ダニー・エルフマン
キャスト: ジョニー・デップ/フレディー・ハイモア/デヴィッド・ケリー/ヘレナ・ボナム=カーター/ノア・テイラー/ミッシー・パイル/アナソフィア・ロブ/ジェームズ・フォックス/ジュリア・ウィンター/アダム・ゴドリー/ジョーダン・フライ/フランツィスカ・トローグ ー/フィリップ・ウィーグラッツ/ディープ・ロイ/クリストファー・リー

 昨年のバレンタインの前には、デップ出演の「ショコラ」をレビューしたが、今年は、「チャーリーとチョコレート工場」を紹介する。
 
 この作品のオリジナルは、1971年に制作された「夢のチョコレート工場」で、34年ぶりのリメイク版となる。
原作は、ロアルド・ダールが著した「チョコレート工場の秘密」である。同書はイギリスで子供が好きな本として、「ハリー・ポッター・シリーズ」、「指輪物語」に次ぐロングセラー小説として、長い間読み続けられている。
子供だけでなく、一度読んだら忘れられない強烈なインパクト、ひと癖もふた癖もある登場人物たち、容赦のないブラックユーモアは、大人をも夢中にさせる。

 この名作に、バートン&デップのコンビが、映画として4回目のコラボを組み、挑んだ訳である。同コンビは、「シザーハンズ」、「エド・ウッド」、「スリーピー・ホロウ」(いずれも紹介済み)でタッグを組み、すべて成功している。
デップもバートンと巡り会わなけれが今日がないと言っても過言ではなかろう。

 「ウォンカ製の板チョコに入った”金のチケット”を引き当てた5人の子供とその保護者を、チョコレート工場に招待する」
と、工場主のウィリー・ウォンカ氏(ジョニー・デップ)が声明発表した。
世界中の子供たちが、競ってチョコレートを買い漁り、”金のチケット”争奪戦が始まった。
 なぜなら、毎日大量に出荷され世界中で飛ぶように売れているウォンカのチョコレートであるが、この15年間、運搬車を除けば、工場に入った者も、出て来た者もいないのであった。
チョコレート工場の中はどうなっているのか、世界中の関心事であったのだ。

 世界中が注目する中、次々と現れる当選者たち。
1人目は、食い意地の張った食いしん坊の肥満児オーガスタス・グループ(フィリップ・ウィーグラッツ)。毎日チョコレートを食べまくって、最初のチケットをゲットした。
2人目は、大金持ちの我儘娘ベルーカ・ソルト(ジュリア・ウィンター)。父親(ジェームズ・フォックス)の財力にものを言わせて、チョコレートを買い占め、金に飽かせてチケットを買い上げた。
3人目は、あらゆる賞の獲得に執念を燃やす賞獲り少女バイオレット・ボーレガード(アナソフィア・ロブ)。常に勝つ事をけしかけるステージママ(ミッシー・パイル)とタッグを組んで、チケットを奪取した。
4人目は、ゲームおたくの少年マイク・ティービー(ジョーダン・フライ)。天候と株価の動きを参考に生産日からチケットの所在を確定し、チョコレートをたった1枚買っただけで当てた。
残ったチケットは1枚。最後のくじを引き当てる幸運な子は?

 チャーリー・パケット少年(フレディー・ハイモア)の家の貧しさといったらそれは悲惨なものだった。傾き、今にも壊れそうな小さな家に、一家7人で暮らすパケット家。失業中の父(ノア・テイラー)と母(ヘレナ・ボナム=カーター)に祖父母が二組。4人の祖父母は、ほぼ寝たきり老人で、家に一つしかないベッドに互い違いに横たわっていた。食事といえば、水で薄めたキャベツのスープ。
 でもチャーリーは幸せだった。年に一度、誕生日に買って貰える大好きなチョコレート。それを1カ月かけてチビチビと少しずつ食べるのだった。
そんなチャーリーが、最後の一枚のチケットを手にするのは絶望的だった。ところが、道端で拾ったお金でチョコレートを買うと、最後のチケットがチャーリーに転がり込んできた。寝たきり祖父母の一人で、昔はチョコレート工場で働いていたジョーおじいちゃん(デヴィッド・ケリー)は、当選の知らせに、生き返ったようにベッドからとび起きた。

 こうして、当選した5人の子供たちが、保護者に付き添われてチョコレート工場の前に立った。出迎えたのは、15年も工場に引きこもっていた伝説の工場主ウォッカ氏。前髪を揃えたオカッパ頭にシルクハット、真っ白い顔に笑顔を浮かべて、工場見学の案内役を務めた。
そこで、一同が目にした光景はーーー。流れるチョコレートの川、ねじれたキャンディー棒の木、ミント・シュガーの草花、砂糖菓子の船、そこで働くウンパ・ルンパ(ディープ・ロイ)たち。

このチョコレート工場の秘密とは?
個性派揃いの、5人の子供たちを待ちうけている彼等の運命とは?
果して、”金のチケット”は、本当に彼等に幸運を呼ぶのか?

 まず、原作のイマジネーションに驚かされる。それを具体的に映像化する鬼才バートン。ウォンカの不思議な世界を十分堪能して頂きたい。
工場の中には色んな部屋があり、どの部屋にもこだわりがある。CGも使われているが、実際に作られたセットが凄い。極彩色のミラクルワールドだ!
鮮やかな色彩のおとぎの国、まるでオモチャ箱をひっくり返した楽しさ、部屋にある仕掛けの数々、チョコレートを作るウンパ・ルンパとは?

 ファンタジーの世界が、色彩とミュージックで繰り広げられる。子供たちのまつわるテーマ曲も作られている。エスニック調、ファンク調、フォークソング調、ロック・オペラ調ーーーまるで違うメロディ・ラインを生み出し、子供たちの個性を演出している。

 そして、時折、遠くを見るような寂しげなウォンカ氏の横顔。彼の胸に去来するものは何?
スポイルされる子供たちに向ける意地悪な視線。デップはこの作品でもエキセントリックなウォンカ氏の役を見事にこなしている。どうして、ウォンカ氏がエキセントリックな人間になってしまったのか?
15年間も人前に姿を見せなかった訳は?
その辺は原作になかったものを付け足したという。
チャーリーを演じるハイモア少年とは、「ネバーランド」で、デップは共演している。

 世界一オカシな工場見学へ、貴方も参加して欲しい。日常では考えられない魅惑の世界へ旅立てる。色んなレシピの中で、感動という隠し味も味わえるはずだ。
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