映画ファン集合! 自分が見て感動したり、人生観を変えたような映画について語り合いたいと思います。 また、DVDのコレクション紹介とかーーーー。

2017/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312017/09

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
バートン&デップコンビの第2弾

エド・ウッド

製作年度: 1994年 史上最低映画監督といわれたエド・ウッドの伝記映画
監督・製作: ティム・バートン 脚本: スコット・アレクサンダー  製作総指揮: マイケル・レーマン
キャスト: ジョニー・デップ/マーティン・ランドー/サラ・ジェシカ・パーカー/ビル・マーレイ                       パトリシア・アークェット/ジェフリー・ジョーンズ/ヴィンセント・ドノフリオ
音楽: ハワード・ショア

 ”シザーハンズ”でコンビを組んだ監督ティム・バートンと主演ジョニー・デップの第2弾である。
 この映画は、史上最低の映画監督と言われているエドワード・D・ウッド・Jr.通称エド・ウッドの奇想天外な半生を描いた伝記映画だ。
 
 何故彼が、史上最低の映画監督と謳われたのか?製作した映画がすべて興行的に失敗した為、常に赤貧にあえぎ、貧困のうちに没したからだろうか?作品が陳腐な怪奇映画とポルノが多かったからであろうか?
彼の映画よりも退屈で面白くない映画はざらにありそうだ。また大ヒット作であっても、見る人によってはエド・ウッドの映画にも及ばない駄作と感じることも考えられる。むしろ彼のファンと言われる映画監督にはティム・バートンを始め、ジョン・ウォーターズ、デヴィッド・リンチ、サム・ライミ、クエンティン・タランティーノなど、いずれも映画オタクが高じて自ら監督となった人間が多い。
彼の『史上最低最悪』という冠は、ある種の称号と見て良いであろう。

 エド・ウッドを演じるデップの表情が実に豊かだ。自分の作品に情熱を傾け、映画化するためのスポンサー探しに必死になる。常に低予算に縛られるため、大した役者は使えない。自分の恋人や友人を出演させざるを得ない。挙句の果てに峠を越えた往年の怪奇スターであったベラ・ルゴシ(マーティン・ランドー)と知り合い有頂天になって、彼を主役とした脚本を持ち込むが、今さら誰も相手にしてくれない。それでも彼は、今では誰も振り返らないルゴシのファンであり続け、彼との友情と尊敬の念を貫き通すのであった。

 この映画は、エド・ウッドの時代(1950年~60年)を再現するため、敢てモノクロで録られている。今では、全く陳腐に見える怪物を登場させたり、まるで学生が趣味で撮るような画像である。
自分は、実際のエド・ウッドの映画は観たことはないが、この映画を観る限り、彼は、観客の事を考えるより、自分の好きなテーマを自分の好きなまま録り続けた監督なのだと思う。
 
 時代の変化も考慮せず、周囲の声にも耳を貸さず、ひたすら自分の道を突き進んだ人だと思った。ある意味では信念の人であり、完全なオタクだったのだと思う。その辺をデップは、実にうまく演じている。目の輝き、あるいは受け入れられない悲しみ、女装趣味に恋人にも呆れられて去られてしまう。本人は、至って真面目なのだが、かえってそれが滑稽にさえ見える。

 この映画は、若い頃からエド・ウッドのファンだったというバートンが、デップと共に故エド・ウッドに捧げたオマージュであろう。
 バーで出会った尊敬するオーソン・ウェルズ(ヴィンセント・ドノフリオ)に諭された「夢のためなら闘え。他人の夢を撮ってどうなる?」という言葉が印象的であった。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。